水彩色鉛筆で描いた京都・菩提の滝としだれ桜の風景画。桜の枝に「桜・サクラ・さくら」の文字が組み込まれ、水面に映る桜の色彩も表現した静かな情景。

【タイトル】菩提の桜・サクラ・さくら
【制作】2024年6月
【サイズ】P12(606×455mm)

木製パネルに綿100%のキャンバス布を貼り、水彩色鉛筆で描き上げました。

モチーフは、京都市北部にある「菩提の滝」。子どもの頃、訪れたことがあります。
清らかな流れに、しだれ桜を重ねて描きました。

水彩色鉛筆の上から筆で水を含ませて溶かしたり、スプレーで霧状の水を吹きかけたりして、柔らかな滲みを作りました。

滝の白い部分は、色が広がらないように、あらかじめロウを塗っています。

しだれ桜の枝には、「桜」「サクラ」「さくら」の文字を紛れ込ませています。
よく見ると文字が見つかる 、そんな遊び心 を取り入れました。

桜の柔らかな色合い、滝と山の緑、そして水面に映り込んだわずかに彩度を抑えた桜。
全体を通して、水墨画のような落ち着いた色調に仕上げています。

水彩色鉛筆で描かれたしだれ桜の枝のアップ。枝の形に「桜・サクラ・さくら」の文字を織り込み、淡い桃色で柔らかく描かれた花びらが印象的。
京都・菩提の滝の水流部分のアップ。水彩色鉛筆で描かれ、白い滝はロウで保護して色が滲まないように表現されている。静かで落ち着いた雰囲気。
水彩色鉛筆で描いた京都・菩提の滝としだれ桜の風景画。桜の枝に「桜・サクラ・さくら」の文字が組み込まれ、水面に映る桜の色彩も表現した静かな情景。
水彩色鉛筆で描かれた滝と桜の水面への反射。淡い色彩で水墨画風に落ち着いた色調に仕上げた春の情景。
水彩色鉛筆で描かれた滝と桜の水面への反射。淡い色彩で水墨画風に落ち着いた色調に仕上げた春の情景。

【タイトル】
 ほな、お疲れさん
【制作】2025年5月
【サイズ】A4(297×210mm㎜)

水彩色鉛筆を使っていますが、水で溶かさずに描いた作品です。

モチーフは三鷹駅近くにある「グラバー亭」。そして、井の頭自然文化園のペンギンです。

店を出た2羽のペンギン。
「ほな、お疲れさん」と言って、帰ろうとするペンギン、
「ちょっと待って、ちゃんぽんでも食べて帰らへん?」と引き止めようとするもう1羽のペンギン。

夜、この店の黄色い看板が明るくて、ついつい吸い込まれるような、そんな思いでこの作品を描きました。

水彩色鉛筆で描いた夜の祇園祭の風景

【タイトル】
 Gion Festival: Modern and Retro
【制作】2023年9月
【サイズ】F6(318×410㎜)

京都四条通の祇園祭の風景を描きました。
左側は令和、右側は昭和の風景、
現代の人たちはスマホを手に、昭和の人たちは首からカメラを提げ手には紙の地図をもっています。
ひとつの絵の中で現代と過去を描き、このタイトルにしました。

水彩色鉛筆で描いた夜の祇園祭の風景

【タイトル】
 函谷鉾ー祇園祭の夜ー
【制作】2019年6月
【サイズ】F6(410×318㎜)

京都祇園祭の函谷鉾を描きました。
黒いジェッソを全体に塗り、表面に凹凸を作り、水彩色鉛筆で描きました。

ジェッソの上に水彩色鉛筆で描いているため、水で溶かしてもにじみや、ぼかしが出ず、コンテで描いたようなタッチになりました。
その粗いタッチが、提灯の明かりとなっています。

桜吹雪の中を走る列車を水彩色鉛筆で描いた絵

【タイトル】
 桜満開_11時30分井の頭公園発渋谷行き
【制作】2023年4月
【サイズ】F4(333×242㎜)

満開の桜の下を走る列車です。
井の頭線の井の頭公園駅と三鷹台駅の間の踏切に差し掛かったところです。

仕上げに、ネイルパーツを桜の花びらに見立て、貼り付けています。

水彩色鉛筆で描いた森の中を走る列車

【タイトル】
 次は終点吉祥寺
【制作】2020年5月
【サイズ】F4(242×333㎜)

東京武蔵野の井の頭公園を走る井の頭線を描きました。
井の頭公園駅を出た列車が、終点の吉祥寺駅に向かっている場面です。

公園の中に鉄橋があり、絵にするには絶好のロケーションです。