【水彩色鉛筆の使い方】「鬼灯(ホオズキ)- 水彩色鉛筆で描く幻想的な灯火」を描きました。

作品について

タイトルは「鬼あかり

鬼灯(ホオズキ)は「鬼」と「灯」の文字から成り立つ美しい植物です。
その名前に込められた意味を表現したいと思い制作しました。
「鬼」という怖さと神秘性、そして内側から「明かりが灯っている」ような温かな光を表現することを目指して描きました。

2022年8月に制作した作品です。

神秘的な灯火の調べ

水彩色鉛筆で描いたホオズキ

A4サイズの木製パネルに水彩紙を貼り、水彩色鉛筆でホオズキを描きました。
縦に連なるホオズキを、深みのある紫や黄色を背景に配置し、金色の和紙を両側に貼ることで動きと華やかさを演出しています。
暗い背景で「鬼」の怖さを、温かな色彩で「灯」の光を表現しました。

滲む温かな光

中心部分のクローズアップです。
背景は、水彩色鉛筆の特性を活かし、色が滲んで混じり合う効果を利用しています。
ホオズキの丸い袋状の形と質感を、オレンジから深い赤まで段階的に表現し、まるで内側から光が灯っているような温かみを演出しました。

青から赤への変化

最上部の緑色のホオズキから始まる構成で描いています。
まだ色づいていない青緑のホオズキと、鮮やかなオレンジ色に熟したホオズキのコントラストで、個々のホオズキの違いを表現しました。
背景は、紫とグレーが自然に滲むに任せ、黄色の絵の具を撒き散らし、神秘的な雰囲気を演出しました。

控え目な落款

作品右下に私の落款を入れました。
作品全体の雰囲気を壊さないよう、深い赤を使って手書きで落款を描いています。
ホオズキの温かみのある色彩と調和させ、作品全体のイメージを支えるよう仕上げました。

立体的な和の美

作品の立体感と、金色の和紙による装飾効果がよく分かる角度から撮影しました。
木製パネルの厚みと、両側に貼った金色の和紙が作品に豪華さと動きを与え、ホオズキの持つ神秘的な美しさを一層際立たせています。

制作技法のポイント

  • 水彩色鉛筆の水溶性を活かした滲み効果で幻想的な雰囲気を表現
  • ホオズキの袋状の形と表面の筋模様を繊細に描写
  • 暗い背景色で「鬼」の神秘性を、温かな色彩で「灯」の光を表現
  • 和紙と金色の装飾で日本的な美意識を表現

この絵をAIに評価してもらうと

画像を対話型AIのClaudeに読み込ませ、作品の評価をしてもらいました。

K.Tam

あなたは、美術評論家です。この画像の絵を評価してください。100文字程度でお願いします。

AIのゴッホさん

この水彩画は、鮮やかな色彩と流動的な技法で花々を表現した印象的な作品です。
赤とオレンジの暖色系の花と緑の葉が、紫やグレーの背景と美しいコントラストを生み出しています。
にじみや偶発的な効果を活かした自由な筆致が、花の有機的な美しさを効果的に捉えており、感情豊かな表現力を持つ作品と評価できます。

K.Tam

花を描いているのではなく、ホオズキなのですが…

AIのゴッホさん

申し訳ありません、確かにホオズキですね。
この水彩画は、ホオズキの特徴的な丸みを帯びた形と鮮やかな色彩変化を巧みに表現しています。
緑から赤・オレンジへのグラデーションが美しく、水彩特有のにじみ技法でホオズキの自然な質感と透明感を効果的に捉えています。
背景の深い色調との対比も印象的で、秋の風情を感じさせる魅力的な作品です。

K.Tam

秋ではなく、夏の風情ではないでしょうか…

AIのゴッホさん

おっしゃる通りです。ホオズキは夏の風物詩ですね。
この水彩画は、夏祭りや朝顔市で見かけるホオズキの瑞々しい美しさを捉えています。
緑から赤・オレンジへの鮮やかな色彩変化と、水彩のにじみ技法による透明感が、夏の暑さの中でも涼やかな印象を与えます。
背景の深い色調との対比で、夏の夕暮れ時の情緒も感じさせる、季節感豊かな作品です。

ちょっとAIで動画にしてみました

Google AI StudioのVeo2とPixverse AIを使って、ちょっと動画に加工してみました。

ChatGPTに
”この画像を元にして、ホオズキが次々と膨らみ、花火のように破裂する動画をつくりたいのです。
この画像を動画にするためのプロンプトをお願いします”
と入力し、できたプロンプトで制作したものです。

思ったものとは、少し違いますが…

最後に

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

インスタグラムには、最新作やこれまでの作品を発信していますので、
よろしければ覗いてみてください。