【水彩色鉛筆の使い方】夏らしく浴衣を水彩色鉛筆で描いてみました

今回の作品では、紫色の浴衣を中心に描きました。
夏の涼しさや落ち着いた雰囲気を意識しながら、やわらかく包み込むような印象を目指しています。

タイトルの「惑い ― dilemma ―」は、帯留めをどちらにするか迷う心情をそのまま表したものです。
小さな選択の中にある揺らぎや迷いを感じていただけたらと思います。

帯留めに込めた迷い

この絵では、あえて二つの帯留めを描いています。
一つは愛らしい猫のモチーフ、もう一つはシックで落ち着いたデザイン。
どちらも好きで選べない――そんな心の揺れを表現しました。

帯留めという小さな装飾に、選択に迷う感情を重ね、
決められない状態を視覚的に伝えています。
見る方にも「どちらを選ぼう?」と問いかけるような構成にしました。

背景と浴衣の布地でつくる空気感

背景は黄色と水色を使い、ふんわりとしたグラデーションで夏の空気の流れや、そよぐ風の気配を表現しています。
人を包み込む穏やかな空間を意識しました。

浴衣の布地は陰になる部分の濃淡や模様の連続性に気をつけて描いています。
柄が自然につながり、布の流れに沿っているように見えるよう配慮しました。
平面的にならず、柔らかな立体感を演出しています。

「紗」の涼やかな織りを描く

浴衣の素材は「紗(しゃ)」をイメージしています。
透け感があり、風を通す夏らしい織り方です。

その特徴を表現するため、紫色の水彩色鉛筆で細い筋を描きました。
線の間隔や太さに変化をつけて、生地の透け感や柔らかさが伝わるように工夫しています。
見ていて軽やかな印象になることを目指しました。

出かける前の静かな時間を「下駄」で

作品の中で、出かける直前の静かな一瞬を、足元の下駄で表現しています。

実際の下駄は黒一色ですが、浴衣の紫色に合うように藍色に近いインディゴブルーを用いました。
さらに、消しゴムで色を部分的に抜き、木目の質感を浮かび上がらせることで、自然な素材感を出しています。

出かける前の緊張感や期待感を静かに伝えられたらと思います。

最後に

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
インスタグラムにも、この作品を投稿しています。
「色合いが本当に素敵ですね✨️帯留はどちらにしても合います💟」
「😮本物のように見えます!素晴らしい作品です!💖」
「すごいですねぇー🙌わぁ〜素敵です😍」
「Amazing 👏🔥😍😍😍」
といったコメントをいただいています。

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