【水彩画&水彩色鉛筆の使い方】カツサンドを温かみのある色合いで描いてみました
「肉の万世」さんのカツサンドを描きました。
下書きしている時、このカツサンド、まだまだ温かかったので、
それが伝わればうれしいです。
クリスマス前に描いたので、雰囲気はメリークリスマス♪
目次
描くときに使ったもの
- 水彩紙「ミューズ 水彩紙 エキストラホワイトブロック 荒目 F4」
- 水彩色鉛筆「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」
- 水彩色鉛筆「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」
- (下書き用)三菱鉛筆 消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラー
- 消しゴム&鉛筆削り
水彩紙に下書きする
「三菱鉛筆 消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラー」の
オーカー(No.375)とバーントシェンナ(No.379)を使って下書きをしました。
カツサンドの箱の文字と、下に敷いたナプキンの柄は、ある程度省略しています。
カツサンドを水彩色鉛筆で塗る
カツの衣は、「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」の
サンド(No.125-11)、ゴールデンオーカー(No.125-16)、ライトオレンジ(No.125-42)
などの黄色系と
バーントシエナ(No.125-72)、ローズウッド(No.125-703)
などの茶色系で塗っています。
カツのお肉の部分は、クールグレイ(No.125-800)と
赤味を足すためにサーモン(No.125-222)を使いました。
パンは、「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」の
アイボリー(No.103)で塗りました。
このアイボリーの色が「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」にはないので、重宝しています。
カツサンドの箱の図柄を水彩色鉛筆で塗る
箱の図柄の部分は、「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」の
ウォームセピア(No.125-77)、バンダイクブラウン(No.125-76)を使いました。
ナプキンを水彩色鉛筆で塗る
下に敷いたナプキンは、「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」の
カーマイン(No.125-29)、スカーレット(No.125-24)で塗っています。
紙袋を水彩色鉛筆で塗る
後ろに置いた紙袋は、
「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」の
バーントシエナ(No.125-72)、ローズウッド(No.125-703)と、
「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」の
アイボリー(No.103)で塗りました。
この紙袋の図柄がとてもかわいいなあ、と思います。
「肉の万世」さんのHPを見ると、モーちゃん、ブーちゃんという名前で
童画家の林義雄先生のデザインだそうです。
カツサンドの箱を水彩色鉛筆で塗る
箱の下地には、「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」の
パステルバイオレット(No.125-602)を塗っています。
あとから茶色系の色を上に塗りました。
水彩色鉛筆で塗った部分を水で溶かす
いよいよ、水をつけた筆で、水彩鉛筆で塗ったところを溶かしていきます。
混色した部分が、どのような色にになるか、やってみないとわからない、
それが水彩色鉛筆の難しいでもあり、楽しいところです。
ナプキンの絵柄を水彩色鉛筆で塗る
「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」の
ペールグリーン(No.125-550)などの緑系、
ライトオレンジ(No.125-42)などのオレンジ系、
カーマイン(No.125-29)などの赤系の色で着色していきます。
水彩色鉛筆をさらに塗り、水で溶かす
陰になった部分や、カツの衣を”立たせる”ため、
黄色系や茶系の色を足していきます。
パンや箱の部分などにも色を足していき、水で溶かします。
この作業を何度か繰り返しました。
温かい雰囲気にするためのパーツを足していく
今回、温かみのある雰囲気にしたかったので、白い部分をなくすため、
モチーフになかった赤いナプキンを足しました。
「ステッドラー カラト アクェレル水彩色鉛筆」のスカーレット(No.125-24)など赤系を塗り
水で溶かします。
木のテーブルに置いている感じを出すため、
「ステッドラー カラト アクェレル水彩色鉛筆」のゴールデンオーカー(No.125-16)など黄色系を塗り、
バンダイクブラウン(No.125-76)など茶系の色で木目を描いていきます。
また、右上には、もう一枚、クリスマス柄のナプキンを足しました。
(描きにくかったので、水彩紙を反転させています)
仕上げ
全体を見て、色が薄い部分、描き足りない部分に
水彩色鉛筆から、水をつけた筆で直接色を取って塗っています。
箱の陰の部分など、水彩色鉛筆で塗り(水で溶かさず)、完成です。
最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ビデオを撮影しなが制作した結果、録画時間のトータルは4時間超え。
録画ボタンの押し忘れや、撮影せずに描いたところもあるので、
制作には8時間くらいかかっているかも?
カツサンドを食べるのには、10分もかかっていないのですが・・・
インスタグラムには、これまでの作品を載せています。
どうぞご覧ください。