【水彩画&水彩色鉛筆の使い方】水彩色鉛筆とは?私が思う水彩色鉛筆の良いところ

色鉛筆

「色鉛筆は知ってるけど、 水彩色鉛筆って何?」
そんな方が多いはずです。
水彩色鉛筆の特徴と、私が使っていて便利だな、と思うところをご紹介します。

水彩色鉛筆の特徴

水彩色鉛筆は、その名前のとおり、
水彩絵具のように水で溶かすことの出来る水溶性の色鉛筆です。
描いた部分を水で溶かせば水彩画風になり、
「にじみ」や「ぼかし」、水の流れにより独特の濃淡が出ます。

また、水彩色鉛筆から水を含んだ筆で、
直接色を塗ることもできます。

スイートピーの絵

スイートピーの花びらは
紫、ピンクを水彩色鉛筆で塗り
後から水で溶かしています。

水で溶かさない場合、
油彩色鉛筆で描いたような色鉛筆画らしい絵になります。

ハムカツとコロッケの絵

コロッケなどの揚げ物、プチトマト、コップに入ったビールなど
水彩色鉛筆で塗っていますが
水で溶かしていません。

ひとつの作品の中で、
水彩画風と色鉛筆画風、両方の要素で作品を作ることもできます。

片付けが簡単

水彩絵の具の場合、
混色するためにはパレット(お皿)が必要、
するとパレットと筆を洗わないといけません。

パレット


水彩色鉛筆の場合、
色鉛筆で塗った後、水をつけた筆で溶かすか
色鉛筆から直接、筆で色を取るので、パレットが必要ありません。
つまり、筆だけ洗えば良いので、片付けが簡単です。

消しゴムで消せる(ある程度)

「あっ、塗るところを間違えた」
といった場合、水で溶かす前ならば消しゴムで消せます。


水で溶かした後も消せますが、紙の繊維に入ってしまうので
完全には消せません。
「紙が傷んでも仕方ない」といった場合は、
カッターで削ることもありますが…(最終手段)