【水彩色鉛筆の使い方】水彩色鉛筆をはじめて10年、改めてリンゴを描いてみました
2014年6月、Art School 三鷹の森の体験教室に行き、
はじめて水彩色鉛筆を使いました。
最初のモチーフは「リンゴ」。
あれから10年・・・。
2024年9月、改めてリンゴを描いてみました。
10年前(2014年)に描いたリンゴ
描いたときは、「はじめてにしては上々」と思ったのですが…
今、見直すと
- どこから光があたっているのか?ハイライトの部分が弱い
- 確かに赤いリンゴだが、赤の色鉛筆しか使ってない?
- "水彩"色鉛筆なのに、水をほとんど使っていない。
- 陰の部分に水を垂らしてしまい、汚れている。
2024年9月に描いたリンゴ
- 黄色を塗り、その上から赤を塗る。明るさを強調する。
- 水でしっかり溶かしてから、さらに色を重ねる。
- 影の部分、芯の部分に黄緑色を塗り、深みを出す。
- 背景はパステルを使い、全体的に柔らかい雰囲気を出す。
- サインは、少し斜めにして、オシャレに。
2024年の描き方
使用したもの
- ステッドラー カラト アクェレル水彩色鉛筆
- ヴィフアール水彩紙の細目
- ハイライト部分を大きめに残して、全体を黄色く塗ってから赤を塗る。(昔は全部を赤で塗ってました)
- リンゴの下の部分、芯の部分のくぼみに、黄緑色を塗る。
- 筆に水をつけて、赤い色をのばしていくように水彩色鉛筆を溶かす。
- 黄緑色の部分も同じように溶かしていく。
- 全体が同じ色にならないように。溶かし残しがあっても気にしない。その方が、味わいがあるので。
- 乾いてから、赤を塗っていく。実物のリンゴに近づくように。
- 陰の部分に黄緑色を塗り、立体感を出す。
- また、筆に水をつけて、水彩色鉛筆を溶かす。
- 枝(?)の部分は、濃い緑色や濃い赤で塗って、リアルに。
- くぼみの奥の部分に緑色を塗って、リンゴの形をはっきりさせる。
- さらにリンゴに色味(赤や黄色)を加え、底の影の部分にも赤を塗る。
- また、水で溶かして、リンゴの表面の細かい部分など水彩色鉛筆で描く。これを繰り返す。
- 最後に床に敷いた布をパステル(薄い紫色と青)で塗り、完成。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
インスタグラムには、動画編集したリールや、これまでの作品を載せています。
どうぞご覧ください。