【水彩画&水彩色鉛筆の使い方】白と黒のキーウィの人形を柔らかい色合いで描いてみました

木製のキーウィの人形を水彩色鉛筆で描きました。
白と黒のキーウィの人形を同じ向きに座らせて、足もとに緑を置いてみたら、日向ぼっこしているように見えたので、タイトルは「キーウィのひなたぼっこ」。
全体に柔らかい色合いに仕上げました。
今回は、完成した絵でご説明します。

白と黒のキーウィの人形の絵
キーウィのひなたぼっこ

描くときに使ったもの

水彩色鉛筆などの画材
  • ミューズ アクリル絵具用紙 アクリブロック F6
  • 水彩色鉛筆「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」
  • 水彩色鉛筆「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」
  • (下書き用)三菱鉛筆 消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラー
  • 消しゴム&鉛筆削り&筆

下書きをする

「三菱鉛筆 消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラー」のオーカー(No.375)、バーントシェンナ(No.379)、サップグリーン(No.361)を使って下書きをしました。

黒いキーウィの人形を描く

白と黒のキーウィの人形の絵
キーウィのひなたぼっこ

「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」のグレイ(No.125-8)やクールグレイ(No.125-890)などのグレー系やバンダイクブラウン(No.125-76)やウォームセピア(No.125-77)などの茶系の色を塗ります。
さらに「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」のダークインディゴ(No.157)を塗り、水で溶かしました。
このダークインディゴは、黒くなり過ぎず、それでいて明暗を強調できるので重宝しています。
この作業を繰り返し、木製の感じを出していき、最後に光の当たっている部分の色を消しゴムで抜きました。

白いキーウィの人形を描く

白と黒のキーウィの人形の絵
キーウィのひなたぼっこ

「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」のアイボリー(No.103)をベースにしています。
「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」のダークオーカー(No.125-19)やゴールデンオーカー(No.125-16)、茶系のローズウッド(No.125-703)、オレンジ系のフォーン(No.125-49)などを塗り、水で溶かします。
木製の角張った感じを出したくて、乾いてからさらに同系色の色鉛筆を塗りました。
影の部分は、パステルバイオレット(No.125-602)やグレイ(No.125-8)、クールグレイ(No.125-890)で塗りました。
影の部分は水で溶かしていません。

緑の葉っぱを描く

白と黒のキーウィの人形の絵
キーウィのひなたぼっこ

「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」のライトオリーブ(No.125-56)、ライムグリーン(No.125-53)といった薄い緑から塗っていきます。
その後、サップグリーン(No.125-52)、グリーンアース(No.125-55)、フーカーズグリーン(No.125-59)などの深い緑系、インディゴ(No.125-36)を陰の部分に塗ります。
赤い葉の部分には、スカーレット(No.125-36)やオレンジ(No.125-4)、ラベンダー(No.125-62)を塗り、同じ色を影の部分に塗りました。

背景を塗る

全体に「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」のアイボリー(No.103)を塗ります。
その後、ところどころに「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」のサップグリー(No.125-52)や、オレンジ(No.125-4)、ラベンダー(No.125-62)を塗りました。
いつもは背景にパステルを使うことが多いのですが、今回は、キーウィが白と黒というはっきりした色なので、アイボリーをメインにしました。

最後に

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
白と黒の人形の立体感や明暗を出すことに苦労しましたが、見えている色とは違う色を使うことで表現してみました。
インスタグラムには、動画編集したリールや、これまでの作品を載せています。
どうぞご覧ください。