【水彩画&水彩色鉛筆の使い方】積み木のおもちゃをメルヘンチックに描いてみました

こんにちは、Ktamアートです。
今回は、水彩色鉛筆を使った積み木のおもちゃの描き方を紹介します。

月の積み木の絵
お月さまが落っこちた

描くときに使ったもの

水彩紙と水彩色鉛筆
  • ミューズ 水彩紙 エキストラホワイトブロック 荒目 F4
  • (下書き用)三菱鉛筆 消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラー
  • ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル
  • ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆

下書きをする

下書きには、「三菱鉛筆 消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラー」を使っています。
消しゴムで消せて、水に溶けないので重宝しています。
(普通の鉛筆だと、水をつけた時に濁るので)

月の形をした積み木
三菱鉛筆消せる色鉛筆 ユニアーテレーズカラーで描いた下書き

積み木の部分を水彩色鉛筆で塗る

「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」を使って、積み木の部分を塗っていきます。
後から水で溶かして、さらに色を足していくので、この段階では、塗り方はこのくらいです。
光の当たっているハイライトの部分は、塗らずに残しました。
(水彩画の場合、一番明るの部分が紙の色なので)

ステッドラー水彩色鉛筆 カラトアクェレルで塗った積み木の絵

水で溶かす

水をつけた筆で、水彩色鉛筆を塗った部分を溶かしていきます。
隣り合った部分は、色が混ざらないように、乾くまで待ちます。ドライヤーを使うこともあります。

ステッドラー水彩色鉛筆 カラトアクェレルで積み木に着色

さらに水彩色鉛筆を塗る

積み木を塗り終わりましたが、まだ色が薄いので、色を重ねていきます。
ここから、「ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル」に無い色があれば、
「ファーバーカステル アルブレヒト デューラー 水彩色鉛筆」を使います。

ステッドラー水彩色鉛筆 カラトアクェレル

積み木の木目を描く

乾いたら、木目を描いていきます。
水彩色鉛筆で茶系の色を塗って、細い筆で溶かしていきます。
うまい具合にグラデーションができて、木目っぽくなりました。

ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル

背景の部分を水彩色鉛筆で塗り、水で溶かす

海と夜空の部分を水彩色鉛筆で塗ります。
右上の三日月の部分は、最後まで残しておきたいので、マスキングテープを貼っておきます。
ここからは現実にはない、想像の世界。

ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル

ちょっと積み木が足りない?赤い積み木を足す

画面のバランスがちょっと…右手前に赤い積み木を足すことにします。
すでに色を塗っているので、完璧な赤い積み木にはなりませんが、それはそれで…。

ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル

仕上げ

夜空の部分にエメラルドグリーンを塗り、グラデーションを作ります。
紙が湿っている時に、色をのせる時は、水彩色鉛筆の芯から筆で直接色を取ります。
海の部分、積み木の部分に、黄色や青を塗り、全体的に統一感が出るようにしました。
最後にお月さまの目と口を描いて、マスキングテープをはがしたら完成です。

ステッドラー水彩色鉛筆カラトアクェレル

最後に

これからも水彩色鉛筆を使った絵の制作過程などを紹介していきます。
インスタグラムには、これまでの作品を動画にしたものも載せています。
どうぞご覧ください。